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12月の坐禅会

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   2024年12月の坐禅会は以下の通りです。   日程:  12月06日(金)  12月20日(金)   場所:    芝浦港南区民センター  第2和室    区民センターは8:45から入館可能です。 坐禅:   第1回目:9:00-9:40   第2回目:9:50-10:30                   以下はChatGTPによる解説です。  生死事大(しょうじじだい) 生死事大は、「生死の問題は最も大切なことである」という意味です。仏教では、生死は人間の最も重要な課題とされ、命の有限性と無常を深く自覚し、どのように生き、死に向き合うかを考えることが大事だと教えています。この言葉は、生死を軽んじて無駄に過ごさないようにとの警告でもあります。 無常迅速(むじょうじんそく) 無常迅速は、「この世のすべては無常であり、変化が非常に速い」という意味です。物事や状況は常に変化し、永久に続くものはないという無常観を強調しています。特に「迅速」という言葉が加わることで、変化や死は予想以上に急速に訪れることを警告しています。だからこそ、今この瞬間を大切に生きることが重要だと教えています。 各宜醒覚(かくぎけいかく) 各宜醒覚は、「それぞれが覚醒すべき時に覚醒し、目を覚ますべきである」という意味です。この言葉は、自己の無知や迷いに対して、各自がしっかりと目を覚まし、真理に目覚めるべきだという教えです。無自覚でいることを避け、精神的な目覚めを促すものです。 慎勿放逸(しんぶほういつ) 慎勿放逸は、「注意深く、怠けてはいけない」という意味です。仏教では、怠惰や無為に過ごすことを戒めており、精神的な修行や修養を怠らないようにという教えです。日々の生活の中で、自分を省み、怠けることなく修行を続けることが重要であるとされています。 まとめると、これらの言葉は、「生死の問題を最重要視し、無常を自覚し、今を大切に生き、精神的に目覚め、怠けずに修行を続けること」を強調する教えです。    

2024年11月の坐禅会

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 2024年11月の坐禅会は以下の通りです。   日程:  11月08日(金)  11月22日(金)   場所:    芝浦港南区民センター  第2和室    区民センターは8:45から入館可能です。 坐禅:   第1回目:9:00-9:40   第2回目:9:50-10:30  

2024年9月の坐禅会

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 2024年8月の坐禅会は夏休みとなります。9月の坐禅会は以下の通りです。   日程:  9月13日(金)  9月27日(金)   場所:    芝浦港南区民センター  第2和室    区民センターは8:45から入館可能です。 坐禅:   第1回目:9:00-9:40   第2回目:9:50-10:30   原田道一老師とショーケン・ワインコフ老師、2013年7月、アイオワ州Ryumonji近くの公園にて: 原田老師 (1935-2024)は、1970年代から片桐老師を支援し、アメリカでの禅の布教活動を支えました。享年89歳。       

無我・無常 you Can't kill me When I'm empty

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                                                                          絵の作者はアメリカ人画家Mark Hopkinsです。 1980年代にミネソタ禅センターで片桐老師の法話を聞き、描き上げたものです。 四諦 によれば、仏教の理想は「苦の滅 (cessation of suffering)」です。この状態は涅槃 (Nirvana)と呼ばれています。 ここで言う「苦」は肉体や精神の一時的な痛みや苦しみだけではなく、不満、悲しみ、動揺等も含まれています。「苦」の多くに対しては仏教修行をしなくとも「苦」を解消していくことができるかもしれません。もちろん同じようなことが何度も起きるでしょう。しかし、その場その場でその感情の原因を解決することができれば、生活にそれほど支障はないでしょう。これが一般的ではないでしょうか。 それに対して仏教では、個々の「苦」の感情にそれぞれ対応するではなく全てを根本的に解消するために、あるいは本質的に解消できない「苦」の感情を和らげるために、「苦」を超えることを目指します。そしてそのためには、仏教を修行して以下の2点を自覚することが必要であるとしています。 諸行無常(impermanence):全てものは常に変化する 諸法無我(not-self):「私」とは自身の頭が作り上げた単なる思いで実際には存在しない  

2024年6-7月の坐禅会

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   2024年6-7月の坐禅会は以下の通りです。   日程:  6月07日(金)  6月21日(金)  7月12日(金)  7月26日(金)   場所:    芝浦港南区民センター  第2和室    区民センターは8:45から入館可能です。 坐禅:   第1回目:9:00-9:40   第2回目:9:50-10:30       第3回目:10:40-11:20 瑞岳院 禅堂  

5月の坐禅会

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 2024年5月の坐禅会は以下の通りです。   日程:  5月10日(金)  5月23日(木)   場所:    芝浦港南区民センター  第2和室    区民センターは8:45から入館可能です。 坐禅:   第1回目:9:00-9:40   第2回目:9:50-10:30   森山大行老師とパドマ・サムテン・ラマ(チベット仏教老師) 2009年 ブラジル  

4月の坐禅会、1990年代の瑞岳院、森山大行老師と浄信バシュー先生

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   2024年4月の坐禅会は以下の通りです。   日程:  4月12日(金)  4月25日(木)   場所:    芝浦港南区民センター  第2和室    区民センターは8:45から入館可能です。 坐禅:   第1回目:9:00-9:40   第2回目:9:50-10:30 瑞岳院(1990年代):当時は国内外から多くの在家参禅者や修行僧が集まり、年間を通して参禅修業が行われていました。浄信さんは森山老師のお弟子さんの一人で、フランス人の尼僧です。日本語を話すだけでなく読み書きも堪能で、電気の通らない瑞岳院で、通常はお寺を閉めている冬の間も、一人で修行を続けていました。

3月の坐禅会

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 2024年3月の坐禅会は以下の通りです。   日程:  3月15日(金)  3月29日(金)   場所:    芝浦港南区民センター  第2和室    区民センターは8:45から入館可能です。 坐禅:   第1回目:9:00-9:40   第2回目:9:50-10:30  

2月の坐禅会

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2024年2月の坐禅会は以下の通りです。   日程:  2月8日(木)  2月22日(木)   場所:    芝浦港南区民センター  第2和室    区民センターは8:45から入館可能です。 坐禅:   第1回目:9:00-9:40   第2回目:9:50-10:30 アメリカ、アイオワ州 Ryumonji Zen Monastery  ワインコフ老師 https://ryumonji.org/blog-post/

坐禅への向き合い方:自然な行為としての坐禅

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以下はチベット仏教を西洋に伝えた指導者の一人であるChogyam Trungpaの言葉です。 「坐禅をする際の 心構え は非常にシンプルであるべきで す。 快楽を 求めたり 苦痛を避けようと して坐禅をするべきではありませ ん 。むしろ、 坐禅 は自然な行為であり、痛み や 喜び という題材をつ かって行う修行の道です。」   Meditation as a Natural Process The attitude one brings to mediation practice should be very simple, not based on trying to collect pleasure or avoid pain. Rather, meditation is a natural process, working on the material of pain and pleasure as the path.   Excerpted from:“Simplicity” in The Myth of Freedom and the Way of Meditation  by Chögyam Trungpa