堂長 Teacher
森山大行老師は、在家の家庭で育ち、1962年に駒沢大学哲学科を卒業後、白山老師のもとで出家得度されました。曹洞宗本山永平寺、総持寺、総持寺特別僧堂で修行した後、永平寺東京別院へ移り、のちに永平寺貫主となる丹羽禅師のもとで1979年まで修行をされました。1970-1973年にはアメリカ・サンフランシスコの桑港寺に滞在し、1970年代にアメリカで起きた禅仏教の大きな広まりを現地で体験されてきました。 1980年、森山老師は、道元禅師の教えである伝統の弁道法を実践すると共に仏教の国際興隆を図るために、大菩薩山僧堂・瑞岳院を創建しました。瑞岳院は、一般の寺院と異なり檀家も墓もなく、出家・在家を問わず全ての修行者に対して開かれた修行道場です。森山老師は、日本人だけでなく多くの外国人に対しても分け隔てなく受け入れ指導するだけでなく、世界各地(フランス、ウルグアイ、ブラジル、秋田、スウェーデン)で寺院や禅センターを設立・指導をしてきました。1992年には曹洞宗南米開教総監として赴任、その後10年間にわたって南米で布教活動を行ってきました。 現在、森山老師は、大菩薩山僧堂・瑞岳院を拠点として日本国内での布教活動を行うと共に、国内外の弟子達への指導や他の禅・仏教グループとの交流を深め、より国際的な仏教の布教活動を実践しています。 Daigyo Moriyama Roshi (Senior Master) was born in 1938 and raised in a layman's family. After graduating Philosophy department of Komazawa University in 1962, he was ordained by Hakusan Roshi. He practiced in the head temples of Soto Zen School, Eihei-ji, Soji-ji and Soji-ji Special Monastery. Then he moved to Tokyo branch temple of Eihei-ji and practiced under Niwa Zenji, the head abbot of Eihei-ji until 1979....