森山大行老師の捜索について


瑞岳院堂長の森山大行老師の行方は、5月16日現在においても依然として不明です。森山老師の行方についてお心当たりのある方いらっしゃいましたら、ぜひとも当ブログ管理人(阿部鉄生)までご連絡ください。ご協力よろしくお願いいたします。

参考のため、これまでの経緯および捜索について、下記にまとめました。瑞岳院の今後や参禅者の受け入れについては後日改めて連絡させていただきます。

失踪前後の経緯

2月9日:体調不良のため2月11日出発予定のブラジル訪問を中止
2月16日:滞在中の盛岡から下田の寺院へ移動
2月17日:当日午後、滞在していた下田の寺院からタクシーに乗り下田駅へ移動
2月18日:携帯電話が圏外あるいは電源が入っていないとのアナウンスが流れ連絡が全くとれない
3月下旬:出席予定となっていた寺院での晋山式に事前連絡なしに欠席
4月上旬:警察署へ捜索願を提出

・失踪当日の様子
老師は滞在先の寺院の方には行き先を知らせず、滞在していた部屋の寝具のかたずけやこたつの電気を消すこともなく、大変急いで出かけた様子だったそうです。寺院の方によると失踪前日の夕食時、老師は心なしかいつもより元気がないように見えたとのことです。

・失踪時の所持品
友人知人の連絡先を書き留めてあるアドレスブック、運転免許証は所持していたと思われますが一方で、パスポートや健康保険証は所持しておりません。

・失踪後の状況
森山老師は3月中、自身の口座からの現金の出し入れ、クレジットカードの利用、携帯電話の利用のいずれも行っていない模様です。

現在までの捜索活動

・友人・知人・関係者
最初は、森山老師の親族、友人知人、関係者等の方々に連絡し、老師の行方について尋ねてきましたが、現在まで老師の行方に心当たりにある方はいらっしゃいませんでした。この捜索は現在も進行中です。

・警察
4月初めには、警察署(千葉県警市川署生活安全課)へ捜索願を提出しましたが、これまで警察からの連絡はありません。事件性がない限り、警察は積極的な捜査はしてくれないとのことです。

・海外旅行
失踪時にパスポートは所持しておらず、海外に旅行している可能性は低いと思われます。

・事故
失踪時に老師は知人友人の連絡先を記したアドレスブック、自分の免許証を所持していたと思われます。このため、交通事故や病気などにより意識不明な状態で入院等した場合でも、本人の特定ができ、友人知人の誰かへ連絡がくるはずですが、それはない状態です。万が一、事故時に自身の身元をはっきり示すものがなく、自身でもそれを伝えられない場合でも、入院するような状況であれば、病院側が警察へ届け、捜索願とのマッチングが試みられるはずとのことです。

・入院
老師は失踪時に有効な健康保険証を所持していませんでした。したがって長期入院は考えにくいでしょう。持病も腰痛以外に重篤な病気はなかったと記憶しています。入院が必要になれば、知人や関係者のどなたかに連絡が行くと思われます。

・東日本大震災
不明です。津波で被災した地域に老師と関係の深い寺院はないため、震災で被災した可能性も少ないと思われますが、念のため、Google Person Finderへは日本語と英語で登録しておきました。ただ、あまりにも手掛かりがないため、津波で被災した可能性も完全には否定できません。

・隠遁
何らかの理由により自らの意図で人々との連絡を絶ち、日本国内のどこかで生活している可能性はあります。この場合には捜索は必要ないと思われます。

・携帯電話の位置検索・通話記録
盛岡から下田への移動、下田の寺院からの大変急いで外出した様子を考えると、知人のどなたかと緊急に会おうとしていた可能性があります。この可能性を検証すべく、老師の携帯電話の通話履歴や位置情報も入手しようといろいろ手を打ってみたのですが、うまくいきませんでした。昨今の個人情報の問題のため、電話会社も厳しくなったようです。警察にも相談しましたが、自殺の可能性等事件性がない限りと法的に入手することはできないとのことです。 

・自殺
老師の日頃の言動を考えると、その可能性は非常に少ないと思われます。

以上

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